【続】発達障害だっていいじゃない  ~鬱な私と4人の子供達~

発達障害の子供達も成人したので、これまでのことも書きつつ、50代からの奮闘の毎日をつづります。

ASD(自閉症スペクトラム)でもいいじゃない(1)

うちの3人の息子達が発達障害と分かったのはその頃にしては早い方だと思う。21歳の双子の息子たちは3歳児検診で。18歳の息子は4歳の頃。

 

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育てにくい子達だと思っていながらも3人共が広汎性発達障害とわかって非常にショックでした。私自身、発達障害についての知識が無かったし、長女も疳の強い子だったので全く気が付かなかったのです。兄弟揃って発達障害の場合、親も気が付かないって事はよくあるのだそうです。

 

 

でも今は発達障害という言葉が世の中にだいぶ浸透してきて以前ほど「育て方が悪い!」「しつけがなってない!」と言われなくなってきて本当に良かったと思う。

 

 

こだわりが強い。超不器用。運動音痴。変化を苦痛に感じる。コミニュケーションが苦手。癇癪やパニックを起こす子もいる。その他いっぱいで書ききれない。個性と言っても育てるのは本当に大変。特に小学校に上がるまでが超大変。

 

 

そこから先はもう毎日心配ばかり。小学校に上がってからは親の出る幕は少ない。下校時、今日は無事に帰ってくるか?心配でベランダから息子たちが帰ってくるのを待つ日々。今日は傘が折れた。お腹を蹴られた。今日はランドセルを畑に捨てられた。思い出すのも辛くなる。

 

 

その辛さは育てた人にしか分からない。お医者さんにも分からない。療育の先生にだって分からない。支援学級などのママ友にだってすべては分からない。誰にも分からない。千差万別みんな違うから分かるようで分からない。

 

 

今小さな発達障害の子を育ててるママ達にはどうか自分のことを誇りに思って欲しい。”今私は超頑張ってる‼””この子は私にしか育てられない‼”と思っていい。

 

 

私も含め辛いけど少しずつその子なりに成長してるから待ってみよう。辛いときは辛いと言って助けを求めてもいい。残念ながら誰にも分かってはもらえないけど、人に話すと頭が整理され気持ちが軽くなる。まあいいかと思えるようになる。

 

 

将来を考えると不安になるし、心底腹立たしくなることもあるけど心配し過ぎなくて大丈夫。カメみたいな速さで成長している。それよりも自分の心のケアをしよう。自分が笑顔になれたとき子供も変わっているかもしれない。 

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