【続】発達障害だっていいじゃない  ~鬱な私と4人の子供達~

発達障害の子供達も成人したので、これまでのことも書きつつ、50代からの奮闘の毎日をつづります。

発達障害でも手当の受給申請はするべきだ

今日は市役所に手当受給の申請書をもらいに行った。以前、特別支援学級でのママ友たちが「市の制度では7000円(愛の手帳4度は4000円)しか手当てがもらえない」と嘆いていた。しかし愛の手帳を持っていない子はそれすらもらえない。だからずっと諦めていたし、誰もそんなこと教えてはくれなかった。

 

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でも双子の息子達が20歳を過ぎて1年たった時、障害基礎年金を申請したいと病院に相談し、ケースワーカーの人に無理みたいなことを言われたが申請し、結果的に受給できることになった。双子の弟は誕生日までさかのぼって申請したら、ちゃんと許可がおりた。息子たちが将来障害者枠で就職したときでも自立した生活ができるように必要な有難いお金である。ケースワーカーの方は何の権限があって反対するのだろう?その人に兄の方の1年分を請求したいくらいだ。

 

19歳の末息子は3年前に身体障害者手帳1種1級をもらえた。生まれたときからの障害なのに認定されたのは3年前である。更に夕べ障害児福祉手当という20歳までもらえる国の制度がある事に気が付いた。申請翼月から20歳未満の手当てである。今月誕生日だったのでもう1年もない。

 

それでも申請する事にした。私の口座に入るものではなく息子が受けられる制度だからだ。知らなかったから仕方がないが、あと1年未満でも息子にとっての大切なお金である。人の寿命なんて誰にも分からないのだから、私が生きているうちにと思い、息子が自立した生活ができるよう申請手続きを進める事にした。

 

市役所で申請用の診断書をもらい病院に行ったら、新たに知能検査しないと診断書が書けないと医療事務の人に言われた。市役所の障害福祉課にTELで問合せ、ひと悶着あったが割愛して、とにかく診断書の申し込みをしてこれた。

 

大抵の手当ての場合、対象者の欄に身体障害者手帳1~2級程度、愛の手帳1~2度、または上記同等の疾病・精神の障害を有する方」とある。これは手帳を持っていれば必ずという訳でもないし、持っていないと絶対にダメという訳ではないことを示す。

 

だから主治医やケースワーカさんや医療事務の人や市役所の事務の方から何と言われようとも申請してみる事が必要だ。国や都や市でさまざま物があるので、隅から隅まで調べなくてはいけない。誰一人教えてはくれない。