眠気覚ましのガムの危険性
早朝ガム事件
社会人になった長女。残業続きで帰りが22時・23時なんてざらである。残業代も付いていないのにとにかく毎日仕事で帰りが遅い。かなりブラックな公務員だ。先日も遅くに帰ってきて、オンライン会議だか何だかがあるから明日は何着て行こうかな?という相談を受け「白がやっぱり顔の色が明るく見えるんじゃない?」などと話をして眠りについた。
翌朝、誰かがシャワーを浴びてるな~?とベッドの中で呑気に考えていた。そして次の瞬間「ママ~!!!ちょっと困ったことになっちゃって…!!!」と半泣きの娘が私の部屋に入ってきた。「夕べあれから少しだけ仕事したかったから眠気覚ましにガム噛んだらその後の記憶がなくてこんなことになっちゃて~。どうしたらいい~?」と頭ビショビショで現れた。黒い髪の毛に粘り気のある白いものが沢山ついていた。
ガムだらけだった。
髪の毛についたガムをとる方法
ベッドからまさしく飛び起きた。「ええ~~~!!取り方検索しよう!出掛けるまであと何分?」もう必死だ!暖かいシャワーを浴びたのでガムが柔らくなりさらに分裂して頭のあちこちについていた。速攻で検索した結果【除光液か油か冷やす】の三択に絞られた。除光液は髪に悪そう。冷やすってどうやって?おのずと答えは決まった。
そうだ!あれだ。うちにはあれがある!
そして使ったのがこちら⤵
エヌドットのヘアオイル☆彡こんな使い方があったんだ~!
効果てき面ではあったが何しろ時間がない。小さい所だけオイルで取って、後は髪の毛を切るしかなかった。元々ショートカットだからうまく切れば目立たない。ヘアカットは子供たちが小さいころから4人とも私が切ってきたので得意なほうだ。しかしもう大人だ。失敗しようものなら取り返しがつかない。もう嫁に行けなくなるかもしれない。
「切るよ!切るよ!」
「うん。いいよ。」
「ザクッ‼」「ザクッ‼」
乾かしてみると全く分からなくなっていた。そして無事に出かけた。
親の心子知らず
しかし気が付かなかったのだが出掛けた10分後に娘から電話がかかってきていた。とても心配になった。
職場についても気もそぞろである。大丈夫か?生きているか?ガムを噛んだまま寝ちゃうくらい寝不足なのだ。メッセージしても返信が返ってこない。でも既読してるってことは元気なのか?何なのか?電話一本できないほど忙しいのか?
夜になって我慢の限界になり娘に電話を掛けたら「あ~ごめんごめん。大丈夫だったんだけど、忘れ物したか気になって電話しちゃったの。」とのこと。あ~生きてて良かった。親の心子知らずだ。