【続】発達障害だっていいじゃない  ~鬱な私と4人の子供達~

発達障害の子供達も成人したので、これまでのことも書きつつ、50代からの奮闘の毎日をつづります。

IT業界への登竜門・基本情報処理試験と就労移行支援

 

基本情報処理試験とは

就労移行支援を受けている長男。基本情報処理試験に挑戦します。専門学校に通っているわけではないので、ほぼ独学。高校は情報科を卒業し、ITパスポートの試験には合格している。しかし就職のためにワンランク上の国家試験・基本情報処理技術者試験に挑戦すことにした。といっても初めてではない。大学生の時に2回受験しているので、3回目だ。今度こそ頑張ってほしい。

ITパスポート→IT社会へのパスポート

基本情報処理試験→IT業界へのパスポート

という位置づけなのだそうで、ITパスポート受験なしに基本情報処理試験に合格することを不法入国と言われているらしい。

 

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ITパスポート試験との違い

ITパスポート試験と違う所はプログラミングの知識が求められることで、システムエンジニアプログラマーWEBデザイナーだけでなくIT業界で働くすべての人に必要な知識・技能が求められる。就職活動でのアピールポイントにしたいと思う学生が多い事からも、知名度・信頼の度の高い試験だとわかる。半年に一回試験がある。考えようによっては半年に1度しかチャンスがない。一回逃すと半年後だから就職活動のアピールポイントにしようとしているなら、今回合格しないと意味がないかもしれない。

 

受験しようと思ったきっかけはやはり文章を書く仕事に就きたいというホワンとした目標だと就職する時に困るし、履歴書に書くことが一つ増える。募集要件に「基本情報処理試験に合格している者」という自治体もあったからだ。でもIT関係の仕事は資格を持っている持っていないより、実力世界なのだそうだ。独学で無資格でも実力さえあれば活躍できる。

 

試験対策

就労移行支援では特に試験対策は行ってくれない。様々なPCスキルを教わることができるが専門学校ではないので、対策の手伝いはしてくれない。就労移行の訓練を受けながらの試験勉強で小説も書きつつなので大変だったと思う。いっそのこと小説家になれればいいのだが、それはオリンピックに出るくらい難しい。

 

どこか知らないところに出かけると、必ず道に迷う長男。駅から試験会場までの間に迷う時間を想定して、今日は試験の開始時間よりかなり早く出掛ける支度をしていた。そうだそれでいい。自分の特徴をよく理解して対策することができるようになったのは成長した証。失った自信を取り戻してほしい。最後の1分ま精一杯頑張れ!当たって砕けろ!本当に砕けないでほしい…。