【続】発達障害だっていいじゃない  ~鬱な私と4人の子供達~

発達障害の子供達も成人したので、これまでのことも書きつつ、50代からの奮闘の毎日をつづります。

合理的配慮の資料作成/本人は困ってない

次男の根底には自分に対する意識が希薄という特徴があり、セルフ・モニタリングが難しいといえる。

 

次男の就職活動に向けて仕方なく私も参加させられる。障害者枠での就職を考えており、障害者枠の求人を取り扱っている事業所?にいくつか登録した次男(勝手に登録しているので何個登録しているのかちょっと怖い)。

 

早速、先週の月曜日にオンラインで面談を受けた。私が「いいんじゃない⁈」と軽く返答してしまったためにそんなことになったのだが、考えてみれば出来れば行って面と向かって話をさせるべきだったと後悔している。ネットで検索して登録して誰だか分からない人に個人情報を話していることになる。本当に実在するところなのかもわからない。

 

明日の二回目の面談までに「どんな配慮をして欲しいかを考えるために、今までに自分がどんな時に困ったかを書き出してみて。」と言われたらしい。

 

どういう配慮をして欲しいかを一日で考えるのは私にも難しい。息子だけではもちろん無理だ。本人が何に困っているかわかっていないからだ。やはり自分と息子と一緒に考えるしかない。

 

こんな時主治医ともっと頻回に連絡がとれればいいのに、半年に一回で次は3月。4月になったら退職してしまうので連絡すら取れない。過去に書いてもらった診断書や、自分で書いた配慮事項についての書類に片っ端から目を通そう。

 

今までにもこの手の書類を書かなければならない時が何度もあった。たとえば、

小学校に入学する時、

情緒障害等支援学級に希望する時、

中学校に入学する時、

特別支援学校に転校希望を出す時、

高校入試合理的配慮を受ける時

大学でも合理的配慮を受ける時

などなど。いつも双子二人分同じ様で違う内容の文章をを作成しなければならなかった。

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今回は一人分だが、就職試験となると重みが違う。少しここで練習してみよう。

・自分が困っていないところが困っている。

・相手にわかりやすく考えをまとめて話すのが苦手。

・話が一方的

・相手がどんなことに興味を持っているか?どんな返答を期待してるかが分からない

・興味のないものに直面するとどんな場面でも寝てしまう。

・嫌味などが分からない。その場の空気が読めない。

・お人好し過ぎる。人を信用しすぎる。

・人の顔と名前。道・方角が覚えにくい。

・こそあど言葉が分かりにくい。

・違うものに気を取られると、その前にしていたことを忘れる

・忘れものが多い

・人の悪意に気が付かない

・筋力・体力が少なく運動機能障害である

・何かに夢中になっている時など、自分がどんな顔をしているか(歯を食いしばったり唇に変に力が入ったりする)が全く分からない。

・物を探すのが苦手

・不注意で、人や物にぶつかったり、物を落としたりしてしまう事がある。

 

今ざっと思いつく注意して欲しい事をあげてみた。順番は後で修正しよう。自分のことを客観的な視点でとらえるのが難しく、そもそも自分に対する意識が希薄。マイナスな事しか書いていないので、これでは自己肯定感も何も全くないでも、本来は長所と短所は紙一重なわけだから、得意な事も同じように書いてあげたい。人生の重要なターニングポイントなので頭をフル回転させて作成しよう。