【続】発達障害だっていいじゃない  ~鬱な私と4人の子供達~

発達障害の子供達も成人したので、これまでのことも書きつつ、50代からの奮闘の毎日をつづります。

お酒を飲もうと飲むまいと子供への暴力は絶対にいけない。

「お酒をたくさん飲まれる人はうつなんだよ。」とずいぶん前に主治医が教えてくれた。ええ~!そうなんだあ。お酒がほぼ飲めない私はへえ~、ふ~んと聞き流していたのですが、よく考えてみると私の父がそうだったのかもしれない。

 

いつくらいからだろうか、私の物心ついた頃には休みの日には父は朝からお酒を飲んでいた。お酒を飲むと怒りっぽくなる。怖くていつもビクビク顔色をうかがうようになった。今だったら虐待だって通報されるほどぶっ飛ばされることもあった。定年退職してからは毎日朝から飲むようになった。ビールでは高くつくので焼酎を朝から飲む。

 

親父臭なのかと思っていたけど、あれは酒とたばこの匂いだったんだと最近気が付いた。父も若いころ会社のストレスか何かで心療内科に通っていたのを記憶している。自律神経失調症と言われていた。アル中の父と、お金の管理のできない母。母の話まですると訳が分からなくなってしまうので、次回以降にお話しする事にするが、一刻も早く結婚したかったのにはそんな理由があった。

 

私達が結婚したときは実家から何駅か離れた所に住んでいたのだが、父が実家の近くに2軒目の家を勝手に買い、ローンを払う為に私たちを無理やり住まわせて高額な家賃を払わされることになった。(ちなみに主人は家でお酒を殆ど飲まない人だった)

 

主人がいた頃はなかったのだが、いなくなってから、父が私の双子の息子達の頭をバンバン叩く。それが一番許せなかった。「しつけがなってないからだ。」とか「親父に似て無責任なんだ。」とか酷い言葉を浴びせられた。子供の誕生日にケーキを食べるから一緒にどう?と誘った時も、入ってくるなり「早く座れってんだよ。」と次男をぶっ叩いた。流石にその時は母が止めに入ったが、今度はその母を後ろから何度も蹴った。私も小さな子供達も必死に止めて父も母も帰ったが、子供の誕生日をお祝おうという気持ちなんてなかった。

 

私の両親は主人のことを嫌っていた。ガンになってからはひどかった。いなくなってからはもっとひどくなった。娘が苦労させられたからとかそう理由ではないのが最悪な点なのだが、主人の稼ぐお金や相続するお金を当てにしていたからだと今になって思う。

 

主人が発見された時も離婚した時にお世話になった弁護士さんに相談した(その先生にも何度もお世話になる事になる)。私は小さい時からそういうものなのかと思っていたので分からなかったが、あとで弁護士さんから聞いたら、弁護士さんには金に目の無い両親だと初めから分かっていたようだ。

 

父の子供への暴力や、母の長男に対する言葉の暴力。長男が一番主人に似ていたからだろう。どうしても許せず、都営に申し込みをした。前にも書いたが、一度目で都営に当たった。本当に神様がいるのかもと初めて思った。そして引っ越すことにした。母は私からの送金が無くなるのが嫌で「もう少し待ってくれない?」などと言い、父は「勝手にしやがれ!」と怒鳴り、新居にはある事件が起きるまで一度も顔を出すことはなかった。(ある事件のこともまた今度に)

 

お酒を飲もうと飲むまいと子供への暴力は絶対に許せない。

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こちらから読んでいただいた方が分かりやすいかもです。

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