【続】発達障害だっていいじゃない  ~鬱な私と4人の子供達~

発達障害の子供達も成人したので、これまでのことも書きつつ、50代からの奮闘の毎日をつづります。

診断書はお願いしたいが「診察は結構です」⁈

前回、山奥の病院に三人息子を連れていきました。それで来月も再来月も土曜日の同じくらいの時間に診てもらえることになりました。

 

土曜日に診てもらえるって非常にありがたいのです。大体小児科の定期診察は平日のみで、土曜日は普通の外来だけです。しかも、枠が16:30くらいまでです。

 

そうなると、中学・高校、社会人ともなると、その都度、「通院のためお休みします」もしくは、「通院のために早退させてください。」と言わなければならない。だから、土曜受診は本当に助かる。

 

3月の中旬過ぎに、小児科の最後の受診の予約をまだ確保していた理由は、新しい病院との相性が悪くて、他の病院を探すなどという場合、もう一度紹介状などが必要になるかもしれなかったからです。

 

また、双子の息子たちの精神保健手帳の有効期限が4月31日で、新しい病院の先生に、「初めまして、手帳用の診断書をお願いします!」とは言いにくかったからです。

 

初めて山奥の病院に行ってから、しばらく悩んでいたのですが、あまりのんびりもしていられないので、小児病院のケースワーカーさんに電話をしました。

 

ところが何回かけても、運悪くつながらない。思い切って、「主治医の○○先生はお忙しいですよね?」と聞いてみたら、なんと!直接先生に電話が繋がった!

 

まさか先生に繋がると思っていなかったので、すごくビックリしてしまったが、自分から電話をしておいてビックリする方おかしいので一生懸命平静を装った。

 

紹介状を持って新しい病院で受診し、うまく引継ぎができたこと。子供たちもすごく安心している事。手帳の期限が4月末で(3か月前から更新手続きできる)診断書を頼めるかどうか、19歳の息子だけは障害年金の申請のために小児科の主治医変更が必要なことなどを話した。

 

新しい病院の先生に紹介状などしっかり持っていって受診し、3回目の受診くらいならば、診断書を書いてくださいと言いやすいのですが、やはり初回では頼みづらい。小児科の先生は二つ返事で「僕がいるうちなら大丈夫。書きますよ!」と言ってくれた。

 

そうなると、どうしたらよいのかわからないのが最後の受診。他の病院で毎月診てもらえるようになり、お薬も調整してもらって息子たちの調子も良いし、安心している。診断書も小児科の先生が書いてくれるという。そうなると、わざわざ息子たち全員が休みを取って、平日に行くほどの用事がなくなってしまった。

 

でも、「診断書はお願いしたいが診察は結構です。」と、4年間もお世話になった先生に言いにくかった。なので、その件はまたお電話させていただきますと保留にして息子に電話を替わり「お世話になりました。」と言わせて、私は逃げてしまいました。

 

数日後、

 

ケースワーカーさんが電話をかけてきてくれた。

「この間はお電話いただいたのに出られなくてごめんなさいね。○○先生の方からお話し伺ったんですが、そうなのね。一番下の19歳の○○君だけ、障害年金の申請のために、こちらで主治医変更をしておかなければならないのね。■■先生が喜んで!と引き受けてくださったから大丈夫よ。お兄ちゃんたちの診断書は○○先生が書いてくれるっていうなら書いてもらいましょうよ!じゃ、最後の3月の予約はさっぱりキャンセルでいいわよ!」

 

結局、3月の受診はキャンセルすることになった。先生に、お世話になったことに対してもっときちんとお礼を言えばよかったか?最後の受診も行ったほうが良かったのか?先生ちょっと可哀そうだったかな?などとここ何日も考え続けている。

 

でも、先生と永久にお別れすると思うと辛い。辛すぎて会うのが辛いのです。息子達もおそらく同じ気持ちですが、私が一番つらい。でも、もう決めたことだしお世話になりましたと、息子の口からも何度も言ったしこれで良かったと思おう。忘れよう。

 

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