【続】発達障害だっていいじゃない  ~鬱な私と4人の子供達~

発達障害の子供達も成人したので、これまでのことも書きつつ、50代からの奮闘の毎日をつづります。

障害者枠で就職活動・一次面接を受ける

 

マイノリティーな人間

発達障害の息子達、知的な遅れはない。しかし普通の社会では生きづらい。

マイノリティーな人間は社会人になれたとしても苦労が目に見えている。

なのでさんざん考えた結果、給料は安くても障害者枠での就職を進めている。

就労移行支援を受けている長男は、もともと障害の枠での募集経験の多い会社への支援を受けられるので安心なのですが、

専門学校に通っている次男は、障害者枠の募集を探して自分で受けなければならない。

 

どんな配慮が必要か?

障害者枠を扱っているサイトや団体はありますが、受ける会社自体が障害者雇用に慣れている会社とは限らないので、「どんな配慮がしてほしいか?」などを明確に面接の際に話さなければならない。

「面接の際にどんな配慮が必要かをアピールする」

これってすごく難しい。

普通は自分の長所をアピールして、短所を聞かれても長所に変換しながら上手に答えたりするものだと思う。

 

ZOOM面接

そして専門学校のキャリアセンターの方に面接練習をしてもらい。昨日は実際に試験を受けました。zoomでの面接で、人事の方とエンジニアの方二人が面接してくれたそうです。

zoomでの面接なんて私の時代には考えられなかった物のひとつと言えよう!zoom面接にはzoom面接のルールやコツがあるそうで、インターネットを検索してもいろんなものが出てくる。

一番よくあるのが、「スーツはズボンもちゃんとはこう!」ってことらしい。上半身しか映らないのに、スーツのズボンはどうして必要なのだろうか?ライトとか?目線とか?そんなところにもコツがきっとあるに違いない。

 

 

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面接を終えて

昨日は私自身は仕事で留守にしていたので、家に帰ってきてから面接はうまくいったのか尋ねたら、練習のアドバイス通りにできたようで少し安心した。

今回の会社の二次面接に進めるかどうかはわからないけれど、初めての就職面接を終えて、社会に出ることの現実味が増したようだった。

私が決めることではないのだが、その会社は超都会にあって、通勤時間が半端じゃないし、9割オンラインの仕事って夢のようだけど、出会いとかもなさそうな気がして、それってどうなのかなあって思ったりもしている。もっと近所の会社を受けられればどんどん受けてほしいと思っています。

 

息子をどうぞよろしく

振り返ってみると、ASDのなかでもADHDの傾向が一番強く、小さな頃はちょろちょろしたり、いくら言ってもわかってもらえなかったり、不注意で事故にあいそうになったり、ゲームに夢中で便秘になり救急車で病院に行ったり……。

数えきれないほどの武勇伝を持つ次男だが、本当に心優しく、人の嫌がるようなことをすすんでしてくれ、お料理も上手だし、PCに関しては秀才だ。この男を採用しない手はないと思う。人事の採用担当の皆様、どうか息子をよろしくお願いいたします!