子供が不登校になった時どうすべきか(3)
今日は子供が不登校になった時どうすべきか(2)の続き。話しがあっちに行ったりこっちに行ったりいてしまうのは、いろんなことが同時に起きていものだから分かりづらくて申し訳ない。
前回、三男が小学校5年生になった頃には再び不登校になってしまって、病院の学習支援を受け始めたところまで書きました。5年生の秋9月くらいだったかな?私が何かの用事で市役所の学務課に行ったら、偶然1年生の3月31日に体験授業をしてくれた特別支援学級業界のレジェンドS先生がいたのです!定年退職しても再任用職員として特別支援に携わっていらしたのです。
「あ~!先生~!○○がまた学校に通えなくなっちゃったんです。」「ええ~!何でよ。どうしちゃったのよ。」小児病院の学習支援にだけ通っていると話したら、「ちょっと待っててね。教育支援室に週1回、俺行ってるんだよ。今通えるか聞いてみるから。」しばらく経ってから先生が「特別支援学級に席があると基本的には他の学級に通えないらしいんだけど、話しして通えるようにするから、来週月曜日にでも見学に来なよ。」と言ってくれた。さすがレジェンド、力がある。
お陰で5年生の時は月曜日は午前中の2時間くらい教育支援室でレジェンドS先生と会い、水曜は病院の学習支援の仙人Y先生の授業を受ける事になった。これだけでも家から全く出ないのとはえらい違いだ。
6年生になった時、レジェンドS先生がまさかの中学生用の教育支援室へ異動になった。「え~~!先生また~!」「だよな~。中学生用なんだけど、6年生だし通えるか聞いてみるから。」そしてまたしても権力を行使し?通わせてもらえる事になった。
前回病院の学習支援では数独と漢字の勉強をしてるとお話ししたが、教育支援室は何をしているところか?教育支援室は教育相談室に併設されていることが多く社会福祉士さんなども常駐している。学校に行けない不登校の子が好きな時に来て好きなだけ居て(4時くらいまでだったと思うけど)自習し、そこにいる先生(元校長先生や、元特別支援学級の先生)にも教えてもらう事も可能な、不登校の子の居場所という位置付けになる。うちの三男は何をしていたのか聞いてみると、読書をしたり、おしゃべりしたり寝たり、パソコンしたりしていたみたいで、全く勉強はしていなかったようだ。
算数だけは3年生くらいの時に近所の公文教室に通ったので小学校程度はほぼ終わっていたからその点は心配なかった。だから勉強は教えてもらえなくても、通えるってだけで十分満足だった。
「学習する」と「学校に通う」は別物であって学習だけなら他でも補うことができる。でもコミュニケーションやひきこもりとかのことを考えると学校も大切だ。
今日は三男の写真集より一枚