【続】発達障害だっていいじゃない  ~鬱な私と4人の子供達~

発達障害の子供達も成人したので、これまでのことも書きつつ、50代からの奮闘の毎日をつづります。

全く喧嘩しない姉弟

 

兄弟喧嘩はシミュレーション

我が家の4人の子供達。小さいころから全く喧嘩をしたことがない。生まれたときから喧嘩をしないから当たり前だと思っていたが、どうやら世間では兄弟げんかをする兄弟の方がはるかに多いらしい。兄弟げんかは一概に悪いわけではなく今後現れる様々な相手とのやりとりをシミュレーションするのには最高の練習相手なのだそうだ。

 

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喧嘩しないのは異常なのか

末息子が4歳くらいの時(娘は9歳、双子は7歳)、発達障害の専門の先生に「うちの子供達全く喧嘩しないんですけど、大丈夫ですか?」と聞いてみた。先生は大笑いした。「そうじゃないよ。全然違う。お母さんと子供一人一人の関係が上手くいっていると喧嘩しないんだよ。」もう15年も前に言われた言葉だ。

 

確かに、言われて見れば知らず知らず気をつけていたと思う。何しろ子供4人に対して親は私一人。さみしい思いをして欲しくなくて必死だったし、上の子が娘で2歳下が双子の男の子だ。喧嘩したら男の子の方が強い。でも大きなポイントは子供たちの生まれつきの性格なのかなあとも思う。

 

喧嘩しないメリット

兄弟喧嘩をしないので助かるなあと思うのは私が留守にする時。喧嘩の心配までしないといけないとなると大変だ。世の中のお母さんたちはどうしているんだろう?こうしたから喧嘩しなくなったとか特に理由は分からないのでこうすると良いよみたいな方法はないのだけれど、家の中が休まるところなのは良い事だ。

 

でもそうはいっても親が亡くなった後、姉弟が今の様に仲良くできるかは分からない。もうそれぞれの人生があって、価値観も違ってくるだろう。私がいなくなっても困った時は助け合えるそんな姉弟であり続けて欲しい。